わたしの足跡 1 |
by kayo-chocolat
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久々の東京旅行。
せっかくだから、本命の用事以外にもあちこち行きたいなぁ…と思い、2泊することにしました。 いつもながら、予定びっしりの強行スケジュール! 面白そうなものがたくさんなので、あれもこれも行きたいですものね!! 午前のレッスンが終わって、すぐさま空港へのバスへ。 そう、今回は飛行機で空の旅なのです♪ ちょうどマイルがたまっていたので、使ってしまうことにしました。 国内旅行のときはよく夜行バスを利用するので、飛行機=海外旅行とインプットされてる私の頭…。 何だかこのままフランスに~なんて想像していたら、あっという間に羽田に到着しました! 1時間で着くなんて早い!! それからまず最初に向かったのは、恵比寿にある「東京都写真美術館」。 ここではいくつかの写真展示や映画があったのだけど、私が絶対に見たいな…と思っていたのは『古屋誠一 メモワール.』という写真展。 ヨーロッパで活動を続ける写真家。 展示はいくつかのテーマに分けてあったのだけど、この展示の中心となっているのは亡き妻のクリスティーネを撮影したものだろう。 結婚してから7年後、自ら命を絶ったクリスティーネ。 その写真は、彼女の死の85年のものから年代が順に若返っていくように並べられている。 85年の彼女は、顔はカメラに向かっているが、その視線はとても虚ろで、カメラのずっと向こう側…写している夫である古屋をも通り抜けて、ずっと遠くを見つめているような、生気の無い力の抜けたものだった。 そして、入院しているときのものや、髪が短いもの、長いもの…。 順に見ていくと、だんだんと目が生き生きした光を帯びてきて、表情もおどけた物や、微笑んだものが表れてくる。 だんだんと幼さを帯びる表情。 古屋と出会ったのは、彼女が学生の頃だったらしい。 最初に目にした写真が、頬がこけてやつれた写真なので、こうやって年代をさかのぼって見ていくと、二人が出会った頃の笑顔や目の強さなどが全く違っていて、余計に痛々しく悲しく感じる。 全体の展示の最後に来るのは、彼女の笑顔の写真。 古屋は写真を通して亡き妻と何度も向き合い、そして出会った頃の笑顔を留めておきたい…見た人にも留めておいて欲しい…と思ったのかもしれない。 他にも色々と印象深い写真が多かった。 面白かったのは、「3枚連続で撮ったもの?」と思ったものがあったのだけど、年代を見てみたら全く違う年代のものの組み合わせ。 一つは枝などが勢い良く燃えていて、炎が薄暗い夕闇に高く登っているもの。 次のは、炎が収まって、燃えた枝や草がサークル状になっているもの。 そしてもう1枚は、緑の草原に、花輪がぽつんと置かれたもの。 「狂気、死、再生」を表しているようだ…と思い、見入ってしまった。 この展示内で一番惹かれた写真は、赤い蝋燭がお皿の上で燃えつきて融けてしまい、まるで遠くから見るとトマトスープのように見え、その上に花が3つ置かれている…という写真。 この花のうち一つは完全に燃え尽きて真っ黒になっている。 撮影されたのは、クリスティーネの無くなった翌年。 この1枚の、一見とても鮮やかで綺麗な色の写真から、色々なことを感じとり、また色々なことを考える…。 展示を見終わり、外に出るとそこは暑い現実世界。 いつもながら、展示を見ているときと、外との空気のギャップに驚いてしまう…。 気づいたらもう17時半。 そういえばお昼はバタバタとしていて食べてなかった…と、急にお腹が減ってきた! ドーナツプラントに立ち寄ってみると、美味しそうなドーナツがたくさん! このお店はまだ関西には来ていないので、今回食べてこよう!って思っていたのです♪ 私が選んだのは、トリプルヴァローナドーナツ。 チョコは、フランスのヴァローナ社のものを使っているので、とっても濃厚かつ甘さも控えめ!! どっしりしているのかな…と思いきや、とっても柔らかくてホロホロしてました。 作って間もなかったのかな? 他にも気になる美味しそうなドーナツが色々だったので、滞在中にもう一度食べようと思います!! 続いては銀座へ。 資生堂ギャラリーにて開催中の、「暗がりのあかり ~チェコ写真の現在~」を見に行きました。 現代のチェコを代表する10人の作家による写真展。約50点の作品が展示されている。 それぞれの写真家が独特の世界を持っていて、とても面白い。 絵画や神話からインスピレーションを受けて制作したものや、ポートレート、ドキュメンタリーなどなど、一つ一つが刺激的で、見ていて飽きることが無い。 特に面白いな…と思ったのが、ミハル・マツクーという人の作品。 ゲラージュという、独自に産み出した感光膜転写プリントを用いて作品を作っているのだけど、とても薄い膜を紙に貼り付けていて、そのときに膜を引き裂いたり、ひっかき傷をつけたり、しわをつけたりしている。 薄いセロファンのような膜なので、こういった表現ができるのが面白いなと思った。 このギャラリー、とても見ごたえのあるもので、見に来ることができてよかった!! 時間はすでに19時ごろ。 銀座に来たからには、いつも通り伊東屋に行かなくちゃ! 本館のほうをまずは見て回ったのだけど、これといって欲しいものは見当たらず。 別館のパピエリウムのほうは…欲しい紙がたくさんなんだけど、今回は紙を持って帰るのはしわになりそうなので我慢。 心轢かれるものはあるものの、「今、必要?」となったらそうでもない…。 カリグラフィーのペン軸で持ちやすいのがあったので、それを1本購入したのみでした。 今日はずっと、全部の荷物を持ったままうろうろしているから、さすがに肩がいたい! どこかのロッカーに預けようと思ったのだけど、移動が多いからまた取りに戻るのもなぁ…と思っていたし、そこまで大荷物じゃないし。 チェックインするホテルの周りはあまり何も無いから、それまでにどこかで休憩しよう…と思って、クリスピークリームドーナツの店へ。 関西ではものすごく混んでるのだけど、東京では一段落したのか全く並ばずにお店へ入れました。 でもその代わり、出来立ての熱々じゃないのだけど…。 食べたのは、オリジナルのとレアチーズクリームが上に乗ってるもの。 以前食べた、熱々の美味しいイメージが焼きついてるので…冷えたオリジナルはちょっと期待はずれだったなぁ…。 チーズクリームのも、結構人工的なクリームの味が強くて…。 やっぱり、並んででもいいから熱々のクリスピーが食べたいなぁ…と思いました。 店内での~んびりとくつろいでいたのだけど、夜が遅くなるにつれて人がたくさん入ってきたり(食後のデザートに寄ってる のかな?)、ホテルから「チェックイン予定の時間を過ぎてますが…」って電話があったりしたので、疲れた足を引きずりつつホテルへ。 本日最後のお客だったらしく、フロントに行くなり「○○さまですね」と聞かれちゃった。 チェックインして部屋へ。 シングルベッドかなと思いきや、セミダブル!!広々と寝れるので嬉しいなぁ。 ネットもできるので、持参したPCをつないでいつものようにあちこち見たり、調べものしたりしてると、あっという間に時間が過ぎて行きました。
by kayo-chocolat
| 2010-07-10 23:10
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