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わたしの足跡 1


KAYO*chocolat(ショコラ)です! 写真、カリグラフィー、フランス額装、カルトナージュ…。 やりたい&作ってみたい気持ちの赴くままに、過ごす日々。
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2016パリ旅行記7-1 :「ブーローニュ・ビヤンクールの30年代美術館へ(10/6-その1)」


2016年パリ旅行記、目次は→*こちら*
****************

【7日目(10月6日:その1)】

今日も、チーズとクラッカーの朝食。
モーの街で買ってきたブリーを、大切に食べてます。
2016パリ旅行記7-1 :「ブーローニュ・ビヤンクールの30年代美術館へ(10/6-その1)」_a0112972_18252998.jpg

青空が広がっているけれども、窓を開けたら空気が冷たい!
昨日の事もあるし、今日はジャケットを着て外に出ました。
ちょっとゆっくりめに出発。
パリの西郊外、ブーローニュ・ビヤンクール市にある、30年代美術館(Musée des Années Trente )1930年代のこの地域を象徴する、芸術作品や産業品などを中心に展示しているという、珍しい美術館です。
この年代は、産業と文化が隆盛を迎えていたのだそう。
ランドウスキー・センター(L'Espace Landowski)という文化集合施設の中にあって、他にこの建物には図書館や映画館などが入っています。
2016パリ旅行記7-1 :「ブーローニュ・ビヤンクールの30年代美術館へ(10/6-その1)」_a0112972_18275535.jpg

建物のエントランスを入って右奥の方に、美術館への入り口がありました。
2016パリ旅行記7-1 :「ブーローニュ・ビヤンクールの30年代美術館へ(10/6-その1)」_a0112972_18284764.jpg
0階(日本の1階)の吹き抜け部分には、かなり大きな彫刻が。
30年代は、建物をこういう大きな彫刻で飾ることが多くて、それのものらしい。
2016パリ旅行記7-1 :「ブーローニュ・ビヤンクールの30年代美術館へ(10/6-その1)」_a0112972_1829291.jpg

まずは、エレベーターに乗って4階(日本式5階)へ。
「ブーローニュ・ビヤンクールのアートとインダストリー」の展示がされていました。

ル・コルビュジエによる寝椅子、この絶妙な角度がすごいなぁ。
毛皮が敷かれてあって、肌触りもよさそうだし、これに座って本を読んだら…気持よくてあっという間に眠りに落ちそう。
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30年代の建築物の模型ももいくつか。
今もこの市に数多くの30年代建築が残されているらしいです。
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シンプルでスタイリッシュな、当時の家具がたくさんありました。
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鉄とガラスでできたついたてが、ものすごくかっこいい!
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こちらも素敵。
完全に左右対称でなく、鹿のちょっとした向きの違いが、無機質な感じに動きを出してます。
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サロンが再現されてました。
すっきりとして、無駄のない感じ。
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ランバンの香水瓶もありました。
コロンとした黒色に、ゴールドのロゴが生えててオシャレ!
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とても可愛いROBJ(ロブジュ)の陶器の入れ物。
どちらも素敵だなぁ。
特に、女性のドレスの袖口が、ふわっと広がっているところが、丁寧に作られてるなぁと思います。
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階段を降りて3階へ。
まず、動物をモチーフにした作品がありました。
ライオン、堂々としていて神々しいです。
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絵画が色々あり、André BEAUDIN が描いた「L'Oeuf à la coque」の絵がすごく好き。
“半熟卵”というタイトルで、曲線を多用した優しい色遣いで、静かで心地よい朝の雰囲気を感じる。
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宗教芸術のコーナーには、ナビ派のモーリス・ドニのフレスコ画や絵が(両端のもの)。
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昨日行った、サン=ジェルマン=アン=レーにモーリス・ドニ美術館があって、昔訪れた時にゆっくり見て回ってました。
ドニの絵の感じも、とても好きな雰囲気と色使いです。

この階には他にも、植民地政策を通じて産まれた「コロニアルアート」の絵画や彫刻などのもありました。
とても力強い空気だった!

また階段を降りて、2階の「ネオ・クラシックと詩的レアリズム」、「エコール・ド・パリ」のフロアへ。
Sarah Lipskaの「Femme en rose」にとても惹かれました。
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何て素敵な色使い!!
ここから、エントランス部分が見渡せる窓がありました。
展示が行われてるので、あとで見てみよう!
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天井まで高さのある、とても大きな衝立。
スポーツをする人、踊る人、お喋りする人など…休日の様子が描かれていて、のんびりした気持ちになります。
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絵ではなく、はめ込み細工になっていました。
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本当にたくさんの見どころがある、30年代美術館。
この時、私以外に見学者がいなくて、貸切状態!
ところどころに座っている、美術館の人に「ボンジュール」と挨拶をする以外は、シーンと静まり返った部屋で、ゆっくり邪魔されることなく見て回れました。
パリ郊外の小さい博物館や美術館って、人が少なくて落ち着けるから大好きです。
ビヤンクール市にある、いくつかの美術館&博物館をまとめて紹介しているパンフレットを貰ったので、またいつか見て回りたいです。

上階から見えていたエントランス部分の展示へ向かいました。
一つは、Albert Kahn(アルベール・カーン)についての展示。
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アルベール・カーン美術館のお庭の改装工事が行われているので、それに関連しての展示かな?
リニューアルの様子のパネルも何枚かありました。

もう一つは、Graziella Mazzoleni-Henryというアーティストの企画展。
色々なポーズの像やデッサンなど。
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また、ペンギンや犬人間(?)も。
ペンギン、可愛い♪
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そろそろ14時を回ってお腹が空いてきたので、お散歩ついでにパン屋さんを探すため、この場所を後にしました。

10/6-その2:「最高に美味しいシュケット&マグリット展の不思議な世界」へ続きます)


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by kayo-chocolat | 2017-02-20 18:45 | paris-2016-旅行記
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